ピロリ菌は湧水などのきれいな水に棲むと推測され,ヒトの胃に感染すると数十年の経過を経て胃癌などの原因となります。
ピロリ菌に感染されている方は除菌の適応となりますが,検診などで調べられている抗ピロリ抗体陽性のみの場合注意が必要です。
抗ピロリ抗体は,
- 現在ピロリ菌に感染している方, と
- 過去に感染していたが,現在はピロリ菌がいない方
いずれも陽性になります。
胃カメラで,現在進行中の慢性胃炎を診断してから除菌療法を受けましょう。
(他院や検診にて胃カメラを受けた方も当院で除菌療法を施行できます) また,当院では胃カメラ中に胃液を採取し,ピロリ菌の存在診断や,ピロリ菌の型(変異の有無)を診断できます。ご希望の方はお伝えください。
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